安全資産とリスク資産

安全資産

安全資産とは、預貯金や、国債などの100%ノーリスクとは言えませんが、元本保証や実質的な元本保証に近い比較的安全性が高い金融資産のことを言います。

ただ、安全性が高い反面収益性が少ないのが特徴です。つまりローリスクローリターンですね。ただ昨今は、超低金利の時代ですから預貯金を初めとする安全資産ではほとんど収益が上がらないのが現状です。

安全資産の代表的なものは銀行やゆうちょ銀行の定期預金などです。その他にも国債や金融債などの債権。MMF・MRFや中期国債ファンドなどの比較的安全な投資信託があります。

老後の必要費などは、どうしても必要な資金です。とすれば比較的安全な金融商品を選ぶのが鉄則です。最近は超低金利で収益性が悪いのでリスクが高い商品を選びがちですが、安全資産で複利運用していく事も検討しましょう。

リスク資産

リスク資産とは、株式など元本保証がなく、比較的リスクが高い金融資産のことを言います。最近の超低金利でリスク資産にシフトする人も多くなってきています。

リスク資産は、リスクが高い反面、収益性も高いのが特徴です。つまりハイリスクハイリターンですね。リスク資産に投資する場合は、このハイリスクがあることを理解し、慎重に投資する姿勢が必要だと思います。

リスク資産で運用する場合、あまり欲張らないことも重要です。例えば株式投資で売却益を得る場合、もっと株価が上がるに違いない思い込みせっかくの利益をパーにするケースも多々あります。ある程度の利益がでれば利益を確定させることも重要です。

また売却益ばかりでなく、株式であれば優良株を購入し、配当金狙いで株式を運用するのもいいかもしれません。株式ですから安全資産とはいえませんが、かなりリスクを軽減した取引方法であるともいえるでしょう。