個人年金保険

個人年金保険とは

個人年金保険とは、厚生年金や国民年金などの公的年金とは異なります。公的年金には税金の投入がありますが、私的年金である個人年金保険には税金の投入はありません。

個人年金保険は、民間の金融機関の広告宣伝が功を奏したのか、老後に備える金融商品としては、真っ先に思い浮かび、しかも人気のある金融商品となっています。

この個人年金保険は、年金というネーミングからか安全な金融商品であるという認識をお持ちの方が多いようです。しかし個人年金保険も金融商品ですから、当然にリスクもあります。

個人年金を選ぶ場合は、いろんな商品の資料を取り寄せ、受け取れる金額と期間などを吟味した上、本当に得なのかを今後の金利の状況など金融情勢なども考えて選ぶべきでしょう。

個人年金保険の種類

かつては保険会社や郵便局での販売が主でしたが、今では金融自由化により銀行や証券会社でも販売されています。個人年金保険にはさまざまな種類がありますので、どの商品を選ぶべきか悩んでしまいます。以下では簡単に選択のポイントを示しますのでご参考にしてください。

保険料の支払い方法・・・保険料の支払いは、分割払いか一括払いに分類されます。

年金の受取期間・・・加入者本人が生きている限り受け取ることができる終身年金と受取期間が決まっている有期年金に分類されます。

年金額の変動の有無・・・将来の年金額が決まっている定額年金と、運用しだいで年金額が変動する変動年金に分類されます。